2009年6月28日日曜日

馬籠の宿


先日の妻籠宿に引き続き、妻と馬籠の宿へ。
我々の今までの感覚では、どちらも近距離にありそう離れていない感じで捉えていたのだが、なになに、そんな事は無い。
それぞれが独立した宿として成り立つだけの理由はある。
妻籠が平らな宿に対して馬籠は坂道の宿。
町並みを登り降りするだけでも結構な汗が噴き出す。
個人的な感想と前置きをして、
妻籠の方が良い。どうも建物の統一感がしっくりこない。と思いきや、やはり明治時代に一同消失しているらしい。その後の復興で現在の町並みを維持してきたのはなお立派と思うが、やはり町並みを見ながらの散策となると妻籠の方が絵になる。
もう一点、妻籠が地味と思わせるのに対して、馬籠は派手さを感じる。当然近代化した観光地の様相だ。
むしろ、馬籠から妻籠へ旧中山道を歩いてみるのも良いのかもしれない。
…その後妻と深妙寺を再度訪れて今週の休日は幕を下ろした。

2009年6月27日土曜日

深妙寺へ行ってきました。


この時期アジサイの開花が北上している。
標高が上がればツツジもいけるが、さとやまでは睡蓮か紫陽花だろう。
行ってみてびっくり、今まで何度も通ったことのある道端にこんなたくさんのアジサイがあるなんて。
「私癒されてます、紫陽花に囲まれて。」
それぞれ顔が違う観音様?も時に寄り添われ、時に眼下に眺め、多くの花のあいまに鎮座している。
時の流れを忘れ歩いた2時間だった。

2009年6月26日金曜日

美浜園


幕張の仕事が終わり、この時期日長に任せてホテルの周辺を散策した。海へ出てみたがさっぱり。
京浜公園を戻り美浜園を覗いてみた。
日本庭園と言うだけのことはある。
周りにそびえ立つ背高のっぽのビル群の一角、どうしてもフレームに空を入れると近代人工構造物が飛び込んでくるが、ではこの庭園すら人工はないか?…などと思いながらも、この人工構造物は許せる自分が日本人である証拠を改めて自覚し直した。
今まで何度か来ている幕張ではあるが、デジイチ・大口径持参でもう一度来る必要がある。

2009年6月21日日曜日

ユリが咲きました


庭のユリが咲きました。午前中結構な土砂降りの中、まだ蕾だったのだが、午後小降りになり日が出だすととたんに開花。夕方には虹も出現。
今日は雨のせいか蒸し暑い一日で、湿度が高かったのだが、考えてみれば今日は夏至。
日の長さが一番長い。
とはいうものの、日の出は太陽の端が出たとき、日の入りは完全に太陽が沈んでしまった時。…これ決まり。つまりは太陽1個分ずれが生じる。だがら現実には3~4日先が本当に一番日が長い日になる。
夕刻娘が父の日のメールをくれた、うれしかった。ありがたく思った。私自身が意識しない私自身を観察して送ってきた。我が子とはいえ見ているところは見ている。感謝。
がんばって勉強するように。
深夜になって遅くなったけどと言いつつ息子も父の日のメールを送ってきた。
やつは男の子だ、素っ気ない。だが嬉しい、ありがたい。
学生生活最後の年を、存分に楽しめ。言わなくてもそんな生活か。
二人ともありがとう、兄妹仲良く、お互いに体に気をつけてがんばれ。

2009年6月20日土曜日

再び上矢作風力発電所

満を持して出かけた、期待したほど青空が広がらなかったが、
それでも先日の霧の中風車よりは大迫力。
同じ場所でも風車の乱立が。
先日は手前の1基だけ、今日行ってみれば同じ場所から4基も見える。
青空にそそり立つと、まるで絵の具の筆で書き込んだように風車がはえる。
誰も上ってこない山頂、「熊出没の立て札がある中」一人カメラを背負い、展望台まで行ってみた。
意外にいけるこの場所、南アルプス、中央アルプスが雪をかぶった頃、残雪が残る頃、紅葉が山を染める頃。
とり続けたい場所となった。
大船牧場へ上がる道中、おそらく一カ所だけこの標識がある。何とも懐かしい、今もつかわれているのか?
私が子供の頃、車に乗りだした頃、田舎へ帰る林道にはやたらと有った標識だ。その林道も今ではバイパスで使われなくなり、ここ7年ほど通ることもない。
そのせいか妙に懐かしさを感じる。
おそらく、教習所で教わることが無くても十分意味がわかる標識だろう。
約2時間、多々一人我が物顔で風車の中を歩き回り、さらには牧場、展望台へと歩き回った私は、十分満足をして昼食。
妻が作ってくれたおにぎりがうまい。
しばし一人の時間を楽しんでいると、車が2台ほど上がってきた。
皆、中年夫婦。私が中年かどうか判断に苦しむところだが、まず上がってきて取っつきの1号機を見ると、皆写真を撮って満足する。
もっと歩かなきゃだめだよ、本当にその存在はガンダムかトランスフォーマーを思い出させるのだから…。
十分満足した私は山を下る。
さて、ナビ任せのドライブは「自宅へ帰る」か?いえいえ、ナビに気になる場所発見。
「上矢作湖・上矢作ダム」…目的地設定。
多くのバイク軍団が休息中。湖は一般的なダム湖だ。だが、その道中のドライブインなど古めかしくも力強く営業している姿は、昭和40~50年代を思い出させる。…懐かしい。
さらに、気ままな一人旅は続く。
ダムを見た私は「自宅へ帰る」。案の定中央自動車道を使うルートが探索された。
ひとまず素直に従って走り出す、ふと思い出した明智鉄道。
しばし、車を停めてルートを観察、明智駅が有る。
明智のまちへ入る手前から、大正村という文字が多くなる。
明治村はメジャーだ、大正村はすんなり入り込むがテーマパークか?
確かに沿道の建物は西洋かぶれの大正をイメージさせる建物は有る。しばし、明智駅を散策。
走行距離180KMの一人旅はかくして満足を与えてくれた。

2009年6月14日日曜日

妻籠宿

朝から花の見られる場所を探していましたが、6月はアジサイがメイン、さらに高原ではもう少し時期をこくらないとニッコウキスゲなどが見られない。

と、そこへ長野の友人が母を連れ念願の木曽路を走っているから見所を教えるように連絡があった。

早速ルートと見所を教えたが、ふと妻籠宿は私も行ったことが無い事に気がつき早速午後から妻と出かけた。

何年か前、まだ息子が小さい頃家族皆で行ったことがある気がするのだが、それは馬籠宿。

海野宿と似ているが、その規模からして妻籠宿に軍配、いろんなパーツを切り取りたいのだが、やはり町並みの確保ではなく歴史を感じさせる雰囲気は時の積み重ねだ。

2009年6月13日土曜日

アジサイ


全く残念な事に楽しみにしている土日の天気が悪い。
からっと青空が広がる日が無い。
どうしても青空に回る風車を撮りたいのだが、なかなか許しておもらえない。
今週も近場で。
もう20年以上前、妻と行ったことのある場所へ出かけてみた。
その帰り道、行きと道を変えて下ってみると、有名ではあるがまだ見たことの無いお寺に出た。
神社仏閣は良い、樹木と合うし自然と調和している…私も日本人か?庭ではアジサイが8分咲き。
アジサイといえば必ず便所の裏に咲いていた記憶と、とにかく花が大きいイメージだが、ここのアジサイは小振りでかわいく、白からクリーム、紫よりの青だ。
保育園の頃、誕生日の一覧表がカレンダーに書き込まれていたが、6月がアジサイだった事を思い出す。

2009年6月7日日曜日

高遠 しんわの丘 ローズガーデン


去年予期せぬことから高遠城趾へでかけ、そこで知ったローズガーデン。今年は昨年の時期遅れにならないように気をつけていたのだが、今朝妻から新聞に載っていたと聞かされた。
家を出るときは全く反対方向へ出かける予定だったのだが、急遽高遠へ出かけてみた。
昨年のイメージで言うと、今年の方が早かった気がするのだが、それでも車が渋滞をする賑わい。
昨年から気をつけてつけ始めた私的お出かけメモは、6/20がメインと書いてあるのだが、やはり少々早かったのか?
まあ、何でもない山腹に広がるバラ園は一面を甘い香りで包み込む場所だ。
帰りに 絵島の菩提寺(蓮華寺)に寄ってみた。
江戸時代に高遠藩に流され、28年間囲み屋敷で生涯を過ごした絵島の菩提寺。
1714年絵島とともに流された生島新五郎の流刑地の三宅島と高遠町は毎年両町村が参列し、絵島のめい福を祈るそうだ。

2009年6月4日木曜日

おおぐて湖


10年ぶりにおおぐて湖へ行ってみた。
その昔まだバス釣りに夢中だった頃、バスの雑誌でこの場所を知り一度下見に行っただけだった。
基本的に、灌漑用のため池、だがその自然の地形を生かした形状はおもしろさを与えてくれる。
近辺のため池では、近代的土木による人工構造物が多く、水際の自然との調和は期待できない。
その点このため池は唯一洞の開口部、馬の背と馬の背の間を1カ所だけ人工の堤体でおさめているだけで、その他は自然護岸だ。
水深は期待できないが、その形状は奥に深くおもしろさを与えてくれる。
夏の青空の下と秋の紅葉は外せないと思われる。