2010年4月10日土曜日

西岸寺 の桜

ネット上では 伊那三女ゆかりの桜 とよく書かれているが、これだけでは解釈がいろいろと出来る。私は最初伊那から嫁いだゆかりという方が植えた桜かと思った。が、違う。西岸寺山門前にある、歌人那須野さん、河野清、桃沢亀の伊那の三女が歌を詠んだゆかりの桜です。と言うのが説明のようだ。このお寺は個人的に好きで秋にも色の変化を見に出かける、これから新緑の時期も期待できる。寺に着くやいなや豊橋ナンバーのおじさん二人に 西丸尾 の桜への道筋を聞かれた。西岸寺からだと天竜川を挟んだちょうど反対側になる。先週私が訪ねたときはつぼみがいろづんだところだった、今週は期待できるだろう。と、西岸寺の桜、こちらもまことに電線が気になるところだが、塀に沿って横に広がった桜は日本人好みの樹形である。冬の雪の中、参道をめいっぱい東へ引いても奥行きのあるお寺。雨降りに出かけると下界を忘れられる場所だ。

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