2015年10月31日土曜日

2015 初冬

 いよいよ紅葉も里に下りてきた。
我が家の庭の状況だ。しだれ紅葉の繊細な葉が赤くなり出し、追いかけている緑との差が激しい。今年は例年よりも選定を早めに行ったので、少々勘違いしている傾向はあるが、外気が下がればちゃんと葉を落とすらしい。
こちらは家の西側にある牡丹。牡丹と言えば冬の花であるが、家の陰になっているため外気は平均低い。だから相応の時期になれば花をつけるが、つぼみがたくさんついている中で先頭を切ったのがこの花だ。
牡丹は比較的花が長く最後は散るのではなく落ちるが、この花弁の配列は日本の花らしい造形だ。

2015年10月25日日曜日

2015 大鹿クラフトまつり

 大鹿クラフトまつり、今年で2回目だそうだ。大西公園の一帯は秋晴れの太陽に恵まれ暖かく、広場はクラフト系独特の空気に包まれていた。紅葉の山々と南アルプス=赤石山脈の主峰「赤石岳」をバックに何とも自然に恵まれた情景だった。
 主峰赤石、右から百間平、上って赤石山頂、縦走して小赤石、隠れている向こうに荒川三山が並ぶ。南アルプスなどという単語が当たり前になってしまったが、山脈の名を飾る主峰に間違いない。
会場では何とも田舎らしい空気が流れていた。ステージで行われるものを気長に畳に座って見ている老人、元々大鹿村を好きな私にはその人柄や良さが一段と感じられた気がする。
松本や駒ヶ根とは随分と違ったゆっくりとした時間が流れ、来年も行きたいと感じるクラフトまつりだった。

2015年8月23日日曜日

大宮駅

 こちら埼玉県の大宮駅。大宮は大宮市と思い込んでいたが、さいたま市大宮区らしい。人口114,000人、日少し前の飯田市と同じくらいだ。しかしながらその年齢層は圧倒的に若く、駅前などは朝から音楽が流れた都会である。
近代高架駅で、駅前同ラオを含め2階に合わせた歩道橋が巡っていて、そのほとんどが2階で真あることになる。新幹線乗り入れ、まあ、大都会の駅。

車は1階層部分ですんでいるので、歩行をするにはすべて2階層部分でOK、駅前のデパートへもそのまま連絡、当然通り抜けてビル裏へも通行可能だ。
こういった便利なところが良いのか?もしくは不便でも今の環境が大切か?迷うところである。

2015年8月15日土曜日

黒部渓谷鉄道 宇奈月駅

これは8月6日の画像、北陸新幹線黒部駅から車で15分ほどで富山地方鉄道から渓谷鉄道への乗り換え駅「宇奈月」に着く。
この日は夏休みのせいもあってか、下界の黒部では想像もつかない人がこの渓谷にうじゃうじゃしていた。新黒部駅でも前回訪れたときよりは多くの人が乗降していたが、この谷の奥にこんなに多くの人がいるとは思いもよらなかった。
渓谷とは言うものの、特別涼しいわけではなく、汗だくになっての宇奈月駅だった。
黒部の太陽に思いをはせ、石原裕次郎と樫山文枝が思い出されるのは当然だ。

2015年8月8日土曜日

中部国際空港 ~セントレア

 セントレアのデッキは炎天下くそ暑く、常時流れる汗にしてやられた。
こちら先般宮崎行きに利用した、ANA DHC8-Q400。ボンバルディアだ。
今世にプロペラ機と思ったが、以外に乗り心地は良く、個人的には気に入っている。
こちらは離陸時、どことなく首の長い白鳥あたりが飛び立つ姿に似ている。
翼下のエンジン部分に車輪が格納されるため、やたらとエンジン部分がでかい。しかしながら個人的には良くできた飛行機だと思う、航続距離2,500km。 
こちらは着陸する機だが、機種は不明。ジェットであることは確かだが、そこまで詳しくはない。いずれにしても一日カメラを構えても飽きそうにない。

2015年8月1日土曜日

B787

セントレア。中部国際空港。セントレア自体を探索に出かけたのだが、セントレアは観光スポット。駐車場は臨時でシャトルバスで移動、最も私が知らないだけで常識的に起こっていることなのだろうが?
さて、駐車場へつくとすぐに787が停まっているのが見えた。確か787はやたらと出会えないはずと思いながらも、発着のことだったのか?デッキからの勇姿の一枚。ぱっと見思っているよりも小さく見える。が、そのカラーリングとともに最先端の香りを発していた。(20150719)

2015年7月25日土曜日

最古の現役駅舎?武豊線 亀崎駅

JR東海社長によると最古の現役駅舎といわれる、武豊線 亀崎駅。
さて、どんなものか?ネット上で見る限りは、飯田線旧平岡駅を思い出させる画像であったが、現物はあっさりとしたごらんの状況。だが、切り妻の屋根の質素さは歴史を感じさせる。
その古さには諸説あって、火災に遭ったがそれが駅舎までなのか?駅長宿舎だったのか?が、最古といわれればそう言うことが一番よいと思う。
駅舎看板もご覧の通りだが、むしろ「JR」と言う文字がない方が実はいい感じがする。
駅舎内は随分今風にされているが、この古めかしさの中乗降客は多く、駅舎とは反対に今風の水戸たちが大勢降りてきた。できればこのまま置いておいて欲しい一件。
(20150719)

2015年7月18日土曜日

九州宮崎 日向市駅

はるばる九州は宮崎、日豊本線の日向市駅 。
木造鉄骨のハイブリッド形式、耳川の杉の集成材を使った曲線美の屋根が特徴です。個人的にはバイオリンの胴体部分の構造に似ているように感じましたが。連続高架事業の代表選手と言っても過言では無いほど有名な駅です。
 夜間になるとライトアップ。これでも控えめということでしたが、十分その中身を映し出しています。外壁は透明のおそらくガラス。隙間が空いていてそれが台風の通過道であるこの地でも駅舎にを通り抜け未だ被害は無いと言うことでした。ホーム下の差し掛け部分がスポイラーの役割を果たし、整流化した風が駅舎内を素直にすり抜ける構造のようです。
 
これがそのハイブリッド屋根構造、高知駅、旭川駅もこれだったような?いずれにしても子供の頃のいわゆるゴム回しのグライダーの主翼部分を思い出す形状。
 「にちりんシーガイア」九州は独特の車両が多いようで、中部に住む私には珍しいスタイルです。が、この手のスタイルの車両が比較的多く歴史を築いてきているようです。
何だかわかるかな?H8だったと思うが?現在のリニア山梨実験線前の宮崎実験線後。南半分ほどはソーラーパネルが乗せられ太陽光初でのを行っている。北半分は確認できず。まだまだコンクリートの艶も新しく感じるコンクリート高架橋。私が子供の頃赤いラインで小ぶりな車体が走っていた場所がここです。
(20150708)

2015年7月12日日曜日

北陸行 No3 黒部宇奈月駅

北陸行第3弾、黒部宇奈月駅。黒部渓谷の入り口、富山地方鉄道に乗り換え終点が宇奈月駅、そこから黒部渓谷鉄道に乗り換えれば、あの黒部へ、鹿島槍の裏側へ回り込む。
まさに黒部渓谷の玄関口になる。あっさりとした駅舎、言い換えれば割り切った玄関だ。地鉄は隣接し余裕を持って乗り換えられるだろう。駅舎を出てすぐにミュージアムがあり黒部の一通りが学べる。
こちらは駅前にあるモニュメント、デザインは黒部ダムをイメージしている。現物を見た人なら納得できるだろう。飲用もできる。個人的には魅力感じる駅。

2015年7月5日日曜日

北陸行 No2 富山駅

 北陸第2弾、富山駅。話題、関連グッズのめちゃくちゃ多いE7系かがやきが入ってきたところ。
 高架駅特有の構造で通りいっぺんの構造だが、橋脚部分は東西アルミ、南北和紙を挟み込んだガラスで覆われている。地場産業を生かした装飾、地域性を表している。
ホームに設けられている柱、木の枝をイメージしたデザインで、昼間は明かり取りからのトップライトで、夜間はライトアップされて、駅舎外から見ると柱が強調され白樺を思わせるデザインがガラス越しに強調される。

2015年6月28日日曜日

北陸行 No1 新高岡駅

 3月開業の北陸新幹線で沸く北陸、金沢盛況、飯山は?の状況はマスコミの報じるとおりだ。
各地で伝統工芸や地場の文化を生かした駅舎が建築されているが、高岡も漏れずに地場を意識した警官となっている。
格子と地元産業のアルミ、地場産材の活用だ。(南口)
 これだけで強い。世界遺産バス。白川郷へ向かうバス路線はこんなネーミング。これだけでどこよりもインパクトある謳い込みがある。
こちらは北口。既設の街の隣接のためこちら側は広く開発されていないが、既開発地区との連接は違和感なく感じた。これだけでも十分立派な駅舎に見える。統一された警官とは駅舎そのものとその周辺の開発が統一されているデザインなんだろう?南口のイオンはシティーカモのごとくモザイクに塗られていたが、それが空と山並みにとけ込む非常になじんだ景観となっていたことを付け加える。

2015年6月11日木曜日

リニア試乗

 山梨実験線のリニアに抽選で当たり、試乗をすることが出来た。
一言で言って「飛行機」。しかし、地に足をつけている安心感からか、構えることなくすんなり乗れた。…当たり前。
時速500kmには、あっという間に到達するが、特別にそれを体で感じることはない。ジェットのようなシートに押しつけられるGがかかる感じもない。ただ、浮上走行からタイヤ走行に移るときは逆Gがかかり少々車酔いにもにた状況を感じた。走行速度への到達時間は短く夢の乗り物といわれた我々が子供の頃、まだ宮崎で赤いラインのリニアモーターカーは120人ほどを乗せてかんたんに500km/hを超える。

2015年5月31日日曜日

2015 クラフトフェアー まつもと

 松本で行われるクラフトフェアーを覗きに行ってきた。先々週の飯田版に比べると多くの出店がありそこそこの状況ではあったが、お目当てのものは見つからず、特にこれと言って買うこともなく帰ってきたが、それぞれの分野で、それぞれの発想の良さに感心する。
実用性、デザイン、やはり個人の思いで作られるものは大量生産されるものとはひと味違う気がする。
とこれはあがたの森にある旧制高等学校の喫茶店にあったいかにも番から風の絵。旧制高等学校とは今の大学の前身=信州大学の前身だ。
このような情景は、私の高校時代にはなかったが、私の父や叔父の話はこの通りであったので明治維新以後の比較的短い期間の日本の文化かもしれない。

2015年5月24日日曜日

2015 鳩吹公園

 ツツジで有名な鳩吹公園だが、今となってはすでにツツジのピークは過ぎて、新緑の柔らかさに包まれた状況となっていた。バックに中央アルプスを控えての時計台(展望台)。
時計台後方に控える中央アルプス。残雪部分はおそらく将棋頭山から木曽駒ヶ岳にかけての方向と思われるが、ひょっとすると茶臼山なのかもしれない。いずれにしても小黒川渓谷とは一洞北側に位置するが水系とすれば同じとなると思われる。

2015年5月10日日曜日

2015 黒川~木曽駒ヶ岳~将棋頭

ルビコンの登内時計のシャクヤクが満開との話を受けて足をのばしてみたが、シャクヤクにはまだ早くツツジが時期を迎えていた。
登内がこんな状況であれば、養命酒がちょうど良いのではと思いつつ、毎度行くたびに妻が喜ぶオルゴールの極に酔いしれて来た。今回は全曲ディスクを変えて聴くことが出来、大変満足であった。
こちらは黒川から奥の木曽駒、さらにはその横にそびえる将棋頭の状況。とかく駒ヶ岳からの眺望は千畳敷を正面に見てしまうが、宝剣を左手に見ながら木曽駒は右奥になるので見えていない。(と思っている)伊那の天竜川縁から眺めると千畳敷から尾根を超えた奥まで見えてラインのきれいな眺めとなる。
南側の残雪はかなり少なくなっているが、北側の残雪はまだまだ。中央アルプスを語る山並みだ。

2015年5月2日土曜日

2015 仲仙寺 水芭蕉・カタクリ

 伊那の「仲仙寺」。水芭蕉とカタクリの群生で有名だ。
前々から行きたいとおもいつつナビには登録済みであったが、3年ほどかけてようやく出かけて見た。折しも善光寺のご開帳、元善光寺のご開帳、そしてこの仲仙寺もまたご開帳であった。
尾瀬の水芭蕉も見たことがないが、水芭蕉とはこんなに大きくなるのか?辺り一面白菜が開ききったような水芭蕉が咲いていた。
こちらはカタクリ。もちろん野生のものを見たことはあるが、こちらはそのものであるところに行けばたくさんあるのだが、めったにお目にかかる事は出来ない。
この仲仙寺、地味ではあるが結構のお寺のようだ。山頂までのウォーキングコースや展望場所があり、改めて歩いて見るもよし。

2015年4月25日土曜日

2015 大鹿村の花桃 ~赤石

桜の終わった大鹿村へ、花桃の様子を見に出かけた。
この村は村中といっても良いくらいに花が家の周りに植えられている。正確には樹木なのだろうが、花桃に限らずいろいろな花が色合いを見せている。こちらはR152に沿ってある民家の様子。毎朝起きて家の周りを見渡すの何ともうらやましい。
 こちらは鳥倉の方面。バックに大西山の荒々しい様子が見えるが、のどかな風景にひときわ生える花桃の色が暖かさと一緒に花冷えを超えた春を感じさせてくれる。
おまけではないが、残雪が少なくなった赤石岳。毎度の定番位置からではあるが、百間平から赤石山頂が見える。南アルプスもすぐそこに春、勇姿を隠すシーズンがやってくる。

2015年4月12日日曜日

2015 馬見塚公園

足を伸ばして馬見塚公園へ。結婚式の前撮りをしている人たちがいたが、ツツジと桜が見頃を迎えている。残雪が少なくなった宝剣から木曽駒、伊那前岳をバックに桜とツツジの色合いが映えている。
ここのところのはっきりしない天気で桜は台無しだが、それでも今日を逃したら撮り時はなくなる。残念なのは空が青くない事だ。

2015 西丸尾の桜

大草から西丸尾へ。幾分枝を落としたのか?小降りになっている気がした。しかしながらこの樹形はりっぱ。多くの人たちがカメラを構えていたが、それなりに存在感のある姿だ。
次いでと言ってはいけないが、中川村の四季と言えばよく出ている有名な場所。岐阜羽島の観光バスをチャーターした写真グループがこぞって三脚をたてていた。「里山の春」といった感じののどかさがある。

2015 大草公園

 公園中段の垂れ桜は終わっていたが、天竜川に面した斜面の桜は今が見頃。満開までは行かない8分といったところだろう。花は何でもそう、8分がベスト、満開はちょっと気が進まない。
バックの中央アルプスの雪が溶けるのももう間近、毎度ではあるが南アルプスの方が残雪の期間は長く遅い。今年の異常な桜前線はあっという間に通り過ぎる。

2015年4月5日日曜日

2015 麻績の里 石塚桜

こちらは舞台桜から少し離れた石塚の桜。色目はこちらの方が涼しげで私的には好み。塚の上に立つその姿は花で隠した幹が何とも歴史を物語り老木ともみえる木肌を表している。
飯田の桜は今週が最終だろう。運悪く雨が続く予報だし、来週は北へ移動し諏訪湖を越えた地方、標高の高い地方のピークとなるだろう。少しさぼった間に季節は随分と変わってしまった。

2015 麻績の里 舞台桜

ご無沙汰しました。新年度が始まり職場も新たにさぼっていた投稿をせっせと開始します。
一挙に春を迎え予兆もなく満開を迎えるこの地の桜は、市内のあちこちで咲き誇っています。妻の誕生祝いの後足を伸ばして麻績の桜を見に行きました。あいにくの小雨が降る中多くの人たちが取り囲んで夜桜見物。一挙に来た分一挙に去って行きそうです。